栄養士、管理栄養士
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栄養士、管理栄養士とは
栄養士の仕事は、バランスのよい献立を提案し、調理業務や食生活についての指導を行うことです。学校や福祉施設と並んで、病院は栄養士の力が活かせる職場となります。
病院で働く栄養士は、入院患者の給食管理と入院・外来患者の栄養指導を主な仕事となります。
給食管理では、患者1人ひとりに合わせた献立の作成から、業者への食材の発注、伝票処理に至るまで、食事にかかわる一連の作業を行います。
その栄養士を指導する立場が管理栄養士で、入院患者の栄養指導に密接にかかわる管理栄養士は、まぎれもなく病棟での医療チームの一員です。
こんな人が向いている
当然ですが、おいしい食事を工夫して作るのが好きな人、食と健康に関心のある人が向いています。また、調理場では体力も必要で、栄養指導では患者への説得力も求められます。
栄養士、管理栄養士の待遇
人事院発表によると、栄養士の大卒初任給は18万2091円、短大卒は15万3669円となっています。また、平均年齢35.4歳の栄養士への平均給与は、37万7470円という結果が出ています。
栄養士免許の利点
栄養士免許の利点は、現場でスキルアップに努めながら他の資格も取得して、活躍の場を広げられるところにあります。
たとえば栄養士は申請すれば、無試験で食品を製造・加工する企業などで衛生教育を行う食品衛生責任者になれます。
管理栄養士であれば、5年以上の実務経験を経て、介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格が得られますので、福祉分野での多彩な活動が可能となります。
また、管理栄養士は健康運動指導士の受験資格となっており、併せて資格を取れば、スポーツ・健康産業にも進出できることになります。
栄養士の資格概要
【受験資格】
厚生労働大臣指定の栄養士養成施設(4年制大学、3年制短期大学、2年制短期大学、2年制以上の専門学校)で指定の必修科目を履修した者
【必修科目】
次の6分野から50単位以上取得する
A群/社会生活と健康(4単位)、人体の構造と機能(8単位)、食品と衛生(6単位)
B群/栄養と健康(8単位)、栄養の指導(6単位)、給食の運営(4単位)
実験・実習として、A群から4単位、B群から10単位修める
【試験方法】
試験は実施されない。上記の学校で必修の6分野50単位を取得して卒業することで、資格を取得できる。
【問合せ先】
社団法人 全国栄養士養成施設協会事務局
〒170−0004 東京都豊島区北大塚1−16−6 大塚ビル304号
TEL O3−3918−1022
管理栄養士の資格概要
【受験資格】
1.修業年限が3年である栄養士養成施設を卒業して栄養士の免許を受けた後、次の@からDまでに掲げる施設で3年以上栄養の指導に従事した者
@寄宿舎、学校、病院等の施設であって、特定多数人に対して継続的に食事を供給するもの
A食品の製造、加工、調理または販売を業とする営業の施設
B学校教育法第1条に規定する学校、同法第82条の2に規定する専修学校及び同法第83条第1項に規定する各種学校
C栄養に関する研究施設及び保健所その他の栄養に関する事務を所掌する行政機関
D@からCまでに掲げる施設のほか、栄養に関する知識の普及向上その他の栄養の指導の業務が行われる施設
2.修業年限が3年である栄養士養成施設(3.に該当する養成施設を除く)を卒業して栄養士の免許を受けた後、1.の@からDまでに掲げる施設において2年以上栄養の指導に従事した者
3.修業年限が3年である栄養士養成施設であって、厚生労働大臣が、栄養士法及び栄養改善法の一部を改正する法律による改正前の栄養士法第5条の4第3号の規定に基づき指定したものを卒業して栄養士の免許を受けた者
4.修業年限が4年である栄養士養成施設を卒業して栄養士の免許を受けた者
5.修業年限が4年である管理栄養士養成施設を卒業して栄養士の免許を受けた後、1年以上栄養指導に従事した者
【試験方法】
年1回、筆記試験13科目により行われる。
【試験科目】
解剖生理学、病理学、生化学、食品学、食品加工学、栄養学、栄養指導論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食管理(調理学を含む)、食品衛生学、公衆衛生学、健康管理概論
【受験料】
6600円
【試験地】
北海道、宮城県、東京都、愛知県、京都府、岡山県、福岡県、沖縄県
【出願期間】
1月下旬
【試験日】
3月下旬
【合格率】
156%
【問合せ先】
厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2
TEL O3−3595−2440